中国でオリジナル什器を制作する

北京から車で30分ほど移動した畑のなかに展示什器の製作所があります。ここで店舗用にプランしたハンガー什器、部材などのプロトタイプを制作しています。手直しの箇所は膨大です。特に「安全品質」の領域に最新の注意を払います。メタルハンガー什器の末端が剃刀のように研磨されていたり、試着室の小物置きのトレーが包丁のように磨かれていたりすることがあります。朝、工場にはいったら夜まで工場から出てこれません。通訳はいますが最終的には自分の手で修正し直し、職人に全身を使って「安全品質」を伝えていきます。ただ職人さんたちと共にする、工場の昼食は手づくりの北京家庭料理、ご飯は洗面器に盛られていたり、炒め物にミミンガーなど普通に入っているので日本人女性スタッフは食欲ゼロ、でも元気がでる食事にずいぶん助けられました。